体験レッスン記

行ってきました。体験レッスン。

素直な感想として、とても充実していて、別に何も悪い印象はありませんでした。カウンセラーの人は気さくな人で、コース選びとかの相談もとてもスムーズでした。無理に期間の長いコースを勧めようとするわけでもなく、僕のペースで色々と選択できたのが好印象でした。

今日はとりあえずレベルチェックを兼ねて1対1で会話しながら自己紹介なんかをしました。今日僕の担当になったのはニュージーランドの人でしたが、年齢が近くて気軽に会話ができました。僕の研究分野である人工知能の話やら、オーケストラで楽器を弾いていることやら、西アフリカにいた頃の話やら、色んなエピソードが新鮮だったようで、レッスン後、とても楽しかったよとしきりに言われました。僕が講師を楽しませてもなぁとも思いますが、たくさん話ができたのがよかったです。

僕の本来の目的は、研究発表の場などでのディスカッションに使える表現とかを身につけることなんですが、ひとまず日常的なコミュニケーションの中でのディスカッションスキルから入っていこうかと考えています。そもそも、講師の人たちの中で研究のフィールドを経験している人がどれだけいるかわかりませんし、講師の人が得意な分野のことを教えてもらえた方が効果があるかなぁと思ったので。

ワンレッスンたったの40分でどれだけ効果があるのかは疑問ではありますが、要はヴァイオリンのレッスンと同じ、自分の勉強のペースメーキングのための機会なんだと思います。レッスンの時間に知った新しい表現や単語を地道に吸収する努力を、時間外にどれだけできるかが重要なんだろうと。。。

というわけで、社割キャンペーン中で、教室が通勤経路上に沢山あるGABAにしてしまいました。9ヶ月間で42レッスンのコース。普通だと期限が6ヶ月なんですけど、それだとさすがに期間内に全部こなすのは難しそうだったので、3ヶ月のエクステンションをつけました。

ちなみに、レッスンとは全く関係ないですが、チュートリアルの最後にカウンセラーのお姉さんが、僕の会社の人はおもしろい方が多いですねと言っていました。「確かに個性的な人が多いのは事実だと思いますよ」と僕は答えましたが、何がそんなに印象的だったんだろうかと、考えながら帰ってきました。

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英語熱

久々のまともな日記更新ですが、最近思うことを徒然と書いてみることにします。

先日の全社TOEIC試験をきっかけに久々に英語学習熱が再発。ただ、TOEICの試験では何点とっても全然コミュニケーションできる気がしないので、リーディングとスピーキング問題があるTOEFLに焦点を絞りました。(TOEICにもあるにはあるけれど、試験が別なのがイヤ。)世界的な認知度も高いですし。

ま、実際のとこはTOEFLでいい点をとることも別に目的ではなくて、自分の言いたいことを的確に表現できる情報発信能力を高めるということに目的があります。

英語を聞いたり読んだりして理解するということと、話したり書いたりする能力は何となく別物のような気がするからです。聞いて意味の分かる単語なのに、いざ自分が言いたいことを表現したいときに出てこなかったりするのはその端的な例です。いろんな単語の意味を知っているということが必ずしも語彙力の高さを示しているとは限らないと思うのです。

だから、独り言でも意味を調べながらでもブツブツと英語を話すことは重要だなぁと思ったりします。でも、独り言ではつまらないので、ついに生まれて初めて英会話学校なるものを体験してみることにしました。

英会話学校って、NOVAの例とか聞いたりすると、強引な勧誘みたいな雰囲気がイヤっていう声をちらほら聞いたのですが、他の学校はどうなんでしょうね。色々調べてみると、程度の差はあれ、どの学校も生徒の勧誘に必死なんだろうなぁという雰囲気は伝わってきます。確かに、払う金額も半端じゃないですからね。それも前払いで。。。

ちなみに、僕が申し込んだGABAの無料体験レッスンの場合、ウェブのフォームから申し込んだ3分以内に携帯に電話がかかってきて面食らいました。何か、蟻地獄にはまったみたいでイヤな感じ。。。

ちなみに、ヒアリングに関しては、やはりポッドキャストがかなりお手軽、経済的かつ強力だと思います。CNNやBBCのコンテンツで耳を慣らしつつESLコンテンツで英語を英語で学んだり、他にも海外の大学の講義を録音したコンテンツなんかで自分の興味のある分野の講義を聞いたりすると、なんか留学した気分になって楽しく勉強できたりします。

英語そのものはあくまでも何かに対する手段であって、目的ではないとは思うのですが、当面特別必要になるという状況でもないので、やって損はしないだろうというぐらいの気持ちです。

本当は目的がはっきりしていた方が効率的なんでしょうけれど。

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一応公式発表になったので。。。

すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、

今年の10月にカーネギーホールで演奏することになりました。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200804/08-0410/index.html

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601088&sid=aGuLvkkvCIgg&refer=muse

さすがにスケールのでかい話なので、

みなさん、いつになく気合い入ってます。

9月には日本でも同じプログラムで演奏会があるので、

ご興味のある方は聞きにいらしてください。

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久々の日記更新

今日は、人生で初めてコンサートマスターとして演奏会に参加させてもらいました。

コンマスをやったのは前プロの序曲だけだったのですが、指揮者なしの演奏だったので、自分の演奏をしつつ、全体の演奏への注意を向けなければいけないというコンマスの役割が前面に押し出された感じで、なかなかにタフなイベントでした。

しかし、音楽を愛し、音楽に真っ直ぐで、情熱的な団員の皆さん、そしてあたたかい観客の皆さんに囲まれ、演奏を成功に導くことができました。

奏者同士が素直な意見を交換することで、お互いの信頼感を深め、内面的なつながりができたことによって、ただ単に集まって音楽を演奏する以上の、心の通い合ったアンサンブルができたのではないかと思います。

ひとまずは、初心者コンマスを長い目で育ててくれた団員の皆さんに感謝。肩の荷がおりてホッと一息、今夜はよく眠れそうです。

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週末イロイロ

会社オケで,ダニエル・ハーディングとの顔合わせ演奏があった.

今は,東京フィルの演奏会で指揮をするため来日しているそう.まだ,若干32歳で,見た目はその年齢よりもさらに若く見えた.僕は,芸術家というと,繊細で気むずかしいかも,という憶測をすぐしてしまうのだが,彼は物腰も語り口もナチュラルで,とても(というか勝手に)親近感を持った.

仕事をしながら,オーケストラ活動ができるということこそ,団員の皆がもっともピュアに音楽を愛していることの現われであって,音楽の原点であるという趣旨の言葉は,プロの音楽家の人々から度々耳にしてきたが,ハーディング氏もやはり,同様のことを言っていた.

顔合わせ自体は,プラハを3楽章通して演奏し,約30分で終了.ただでさえ時間が短いのに加えて,気持ちも高揚していたし,良い演奏をし,間違いのないようにしたいという気持ちで演奏していたら,あっという間に時間が過ぎていった.

演奏自体,とても楽しかったし,何か大きな目標に向かって団員が気持ちを集約していくプロセスを経験できたことは有意義であった.今回の出来事はまだリハーサルみたいなもので,これからの数ヶ月が本当の勝負なのだが,本番で最後の音を奏でるときの感動が脳裏にイメージされ,これから,そのイメージを具現化するプロセスを踏むことに対するモチベーションが一層高まった.

顔合わせ会の後,「潜水服は蝶の夢を見る」というフランスの映画を見に行った.ちなみに,上映している映画館は都内でも数えるほどしかないのだが,巷では結構話題になっている.

あらすじを書くとネタバレになるのでここでは書かないが,興味のある人は公式サイトで読んでみて欲しい.

人生の不幸に突然見舞われた人が,いかにその運命を受け入れ,自分の運命と対峙していくか,という実話に基づく話である.

決して明るい話ではないが,生きるエネルギーをもらえる映画だと思う.

そして,ストーリーも素晴らしいが,独特のカメラワークと,独特の雰囲気を持った映像美も素晴らしいと思った.

今日は,上野の科学博物館で開催されているナスカ展を見に行った.

2006年に開催されたもののアンコールらしいのだが,人気があるらしく,一日中30分待ちぐらいの来場者の列が途切れることがなかった.

取り上げているのは,かの有名なナスカの地上絵が描かれた紀元前後のナスカ文明を中心とした南米の文化である.

地上絵もすごいと思ったが,印象的だったのは,土器やレリーフに描かれた動物や人間の絵であった.

どこかコミカルで,日本人が得意とするデフォルメのセンスと通じるところがあると思った.やっぱり,祖先の血はつながっているんだろうなぁと実感した瞬間だった.

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