Festival de la cite Lausanne

というわけで、今週はLausanneの夏祭りウィークでした。どうも夜遅くまで音楽が鳴っているなと思っていたのですが、聞けば、毎晩ずっとやっていたようです。昨日花火が打ち上がったのもそれが理由だと分かりました。

場所は、借りている部屋から歩いて5分ぐらいの所にある、大聖堂の旧市街一帯です。路地裏に沢山の出店があり、食べ物や飲み物が販売されています。そして、コンサート会場や映画のスクリーンが設置されていたりして、様々な催しが至るところで同時並行で進行していました。日本の夏祭りは、神社とかでやることも多いと思いますが、ヨーロッパの場合は教会の周りなんでしょうか。

祭の名前を訳せば、ローザンヌ祭り。日本でもお祭は街ごとにありますね。そんな感じです。今の季節は22時頃まで明るいので、必然的に終了時間も遅くなるようで、夜中になっても延々と音楽が鳴り続けていました。

ローザンヌは大きすぎない街で、何となく昔ののどかな雰囲気を残しています。カーニバルの時もそうでしたが、毎回イベントに足を踏み入れると、何となくノスタルジックに感じるのはなぜなのでしょう。

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タコの予言

一昨日あたりから、研究室のドイツ人がタコタコ言っていたので、何のことかと思っていましたが、これでした。

ドイツ人、予言タコに八つ当たり「パエリアにしろ」

今ドイツの水族館で、タコにW杯のゲームの勝敗を予想させるというイベントをやっているようなのです。以前、TBSの番組で競馬予想をプリンちゃんっていう犬がやっていましたが、似たようなことはどこでもやるものですね。

で、ドイツがスペインに準決勝で負けることを予想して当たってしまったので、ドイツ人が怒っているという訳です。

しかし怒る対象がタコというのが楽しい。とってもユーモラスです。タコはただ餌が食べたくて箱を開けているだけなんでしょうに、人間の勝手な争いに巻き込まれて迷惑な話ですね。私はタコを食べるのも好きですが、パウル君はさすがに健気すぎて、とても食べる気にはなれません。

ちなみに、リンクしたasahi.comの記事も、なんとなく直訳そのまんまのような淡々とした文体が、シュールで好きです。

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スペイン人大喜び

今日は、学校帰りにバドミントンをした関係で、Lausanne-Flon駅に着いたのは23時近くになっていました。ちょうど、W杯のスペイン-ドイツ戦が終わったタイミングに重なってしまい、駅前は驚喜するスペイン人であふれていました。

ローザンヌにこんなにスペイン人が住んでいたとは。渋谷の騒動に比べればまだかわいいかもしれませんが、普段は静かな街が一変してしまいました。日本で言えば、どちらかというと暴走族の雰囲気に近いです。戦勝国の凱旋とでもいった雰囲気でしょうか。

しかしこれ、同じことを日本人が中国やら韓国でやったら、どうなることやら。恐ろしくて想像もできませんが。

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SIMロック解除

といっても、今回はドコモが来年から実施するらしいSIMロック解除の話です。まあ、私は先日のiPad用SIM発売予告宣言以来、ドコモ社長の言うことはあまり信用ならないと思っているので、また途中で方針を変えましたなんて言うんじゃないかと疑っていますが。

そして、今のガラケーではSIMロック解除したところで、あまり使い道がないのは確かです。SIMを他キャリアにすると、キャリア依存のサービスが使えなくなると言うのが痛いです。なんで、通信とサービスを分けないのだろうかとつくづく思います。i-mode通信で基本料を取っているなら、これは一種のISP料金と同じです。他キャリアからの接続であってもサービスを提供するべきではないかと思います。SIMロックフリーになって嬉しいのは、海外に行った時に、現地のキャリア経由で日本語端末を使えることだというのに。

そして、SIMロックを解除するなら、是非とも端末の方も改善して欲しいと思います。具体的には、i-modeのようなキャリア依存のサービスからは脱却して、MMSの機能充実や料金の優遇を図って欲しいと思います。でなければ、キャリアを変えた瞬間に、携帯電話が単なる電話+SMS端末になってしまい、SIMロックフリーの利点がほとんどなくなります。

まあ、この意味の無さ具合がドコモの狙いなのかもしれませんが。ガラケーユーザはドコモに囲ったまま、ソフトバンクにもSIMロック解除を促し、iPhoneに代表されるスマートフォンユーザをドコモに引き込むのが狙いというわけです。これならばドコモにとって、失うものはないのです。

しかし、料金体系はどうなるのでしょうか。ドコモの純正端末を使った場合に限り、もしくはi-mode通信のパケットに限り、割安のパケット定額が適用されますなんて言われた日には、SIMロック解除の意義がさらに薄まります。要するに、いくらでもSIMロック解除の意義を無実化する方法はあるから、別に解除しても問題ないという認識なのかもしれません。

でも、私の意見としては、海外で日本語端末+現地キャリアでSMSが打てるだけでも、意義は大きいです。是非とも方針転換せずに、初志貫徹して欲しいものだと思います。

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How are you?

恐らく中学生の時に、まず初めに習う英語のフレーズだと思います。さすがに初めに習うだけあって、基本中の基本のフレーズなんですね。毎日必ず使います。

でも、僕はこの挨拶が日本で英会話学校に行っているときから苦手でした。毎回毎回、I’m fine thank you. And you?を繰り返すのも変ですし、もう少し気の利いたフレーズでも探すか、という気持ちになるのです。それで、今日の自分の気分はどんななんだろう、あれは昨日言ったしな、なんて内省してみたりして、たかが挨拶のために色々と考えてしまうのです。

日本の英会話学校のインストラクターに言わせれば、そんな真面目な答えは普通は期待していないし、例え話したとしても、あまり聞いてないよ、と言うので、まあ、要するに挨拶なんだなと思うようにして、あまり考えないようにはしていますが。

時々変に思うのは、こっちの人は、明らかに研究で色々悩んでいたり、体調が悪そうなのに、がんばってfineとか、not badとか、やたらと元気な雰囲気を出そうとすることです。基本的に、あまり沈んだムードが好きではないようなので、実はさぁ・・・、なんて朝からお悩み相談会をするわけにはいかず、空元気でも出して雰囲気を盛り上げよう!という、芸人魂みたいなものがあるのかもしれません。

そんなわけで、僕に言わせれば、そっとしておいてよ、と思うときもたまにあるのですが、特に、社交的でコミュニケーション好きなアメリカ人は、どよ~んとした雰囲気もお構いなしに、ズカズカと挨拶攻撃で切り込んできます。そんなナイスガイに、「どよ~んが伝染るんです」するのも失礼な気がして、内心「君はいつも自信に満ちあふれていていいね」と思いつつ、こっちも空元気で応酬する羽目になります。

逆に、真剣にお悩み相談を始めたら、世界の警察を標榜するアメリカ人は、世界平和が脅かされる緊急事態とばかりに、深く状況説明を求めてくるので、ただの挨拶のつもりが長い議論になってしまうという事情もあります。

まあ、空元気を出したら出したで、実際少し元気になることもあるので、悪くはないのですけれど。

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