最低限の条件

僕は大のタバコ嫌いです。生まれてこのかた、タバコを吸ったことはないですし、吸おうと思ったこともありません。

でも世の中、嫌煙家ばかりではなく、どうしてもやめられずに申し訳なさそうに吸っている人もいるわけで、僕としてはそういった人にはなるべく寛容であるようにと、気持ちとは裏腹に振る舞ってしまったりします。飲み会の席で、隣に座った人が、「一服してもいいですか?」と聞いてきたことは何度となくありますが、未だかつて「ダメです」と答えたことはありません。でも内心は、「吸ってもいいけど、僕は席を移動してもいいかな?」と思っているのです。

まず嫌なのが、あの煙。全身に煙のにおいが付き、薫製状態になるのも嫌ですし、毒々しい煙を強制的に肺に入れさせられるという、その自己中心的な行為も許せません。さらに、食事をしている席なんかで、隣で吸われようものなら、何を食べているのか香りがさっぱり分からず、味が台無しになってしまい、内心「せっかくの料理をどうしてくれる!」とはらわた煮えくり状態なんです。実は。

他にも、屋外の路上で煙を吹き出している人の後ろについて歩かざるを得ないときも最悪です。こんな時は、一刻も早くその人を追い抜くか、風上に移動するように心がけます。

最近は、会社でも、レストランでも分煙が比較的広く浸透してきて、そんなに嫌な状況になることはないのですが、たまにラーメン屋とかで、ちょうど僕が食べ始めようかと思ったときに、隣の席で食事を終わった人が一服を始めてしまって、「最悪」と思うことがあります。僕が怒り心頭なこともつゆ知らず、気分良さそうに紫煙をくゆらせている姿を見て、さらに怒りのボルテージが上がってしまったりします。でも、そんなことをしてもエネルギーの無駄なだけなので、結局すぐにクールダウンしてしまうのですが。。。

とまあこんな感じなので、ちょっと話は変わりますが、僕はタバコを吸う女性とは、その人がどんなに魅力的な人であったとしても、絶対に結婚しないと昔々から心に決めています。これは、僕にとっての最低限の条件なんです。

今日のアルコール度数:★★

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みんゴル

いま、会社でみんなのゴルフが大人気です。はじめはPSPの物珍しさで、遊んでいたようなものだったのですが、本気でスコアを争うようなモードに切り替わってしまい、時間を見つけては代わる代わるみんなでやっています。ある方は、PS2版を買ってパットの個人練をするとまで宣言されてますので、なかなかすごい勢いです。

ホントは、それぞれPSPを買ってもらって通信対戦するのが面白いと思うんですけどね。それこそ、このゲームの醍醐味だし。でも、買おうと思ってもそもそもPSPが売ってないので、非常に残念です。

話はちょっと変わりますが、実際のゴルフに関しては、僕はあまり良い印象は持っていないんですよね。連想されるイメージが、接待、高額な会員権、政治家、中高年のオヤジがやるスポーツ、自然破壊、農薬、暇なテレビ中継などなど。。。という感じで、挙げればネガティブイメージばかりなんです。僕個人的には。

とまあ、僕にとってはこんなイメージのゴルフなのですが、ゲーム自体はとても面白いですね。ショットが決まったときの爽快感と、ロングパットが決まったときの感動、ゲームのなかではこれらのイベントがとても効果的に表現されているんです。だから、その時の気分が忘れられなくて繰り返しやっているうちに、ハマるんでしょう。

逆に、ずっとゲームをやっていると、ネガティブイメージばかりだったはずのゴルフが非常に魅力的なスポーツに見えてきて、実際に自分でホールをまわりたくなってくるから不思議です。

しかーし、ただでさえ道楽息子なのに、これ以上趣味を広げると、お金が足りなくなるので注意せねばなりません。というわけで、しばらくはゲームの対戦で我慢することにしましょう。

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Miso Soup

今日の夕食時、いつものように部署の人たちと近くのでり食堂という定食屋に行ったのですが、何を血迷ったか、仕上げのためにと最後までとっておいた味噌汁をこぼしてしまいました。なんか、お椀を手に持ったらそのまま意識がふっと遠退き、気がついたらジーンズの上にバシャーという感じ。

熱くなかったからやけどとかは全く問題なかったのですが、何しろ味噌は、においがね。。。その後会社に帰ってからは、ズボンを洗面台で洗い、しばらく乾くまで仕事していました。

今週はずっと自転車で通っているので、ぬれていると寒いし、そもそもジーンズはぬれると脚にくっついて自転車がこげないんですよね。。。全く災難でした。

以前、この食堂ではみんなの分のお茶をくんでいるときに、またまた意識がふっと遠のき、お茶を湯飲みからあふれさせたことがあります。あの食堂には何かあるのでしょうか。

今思い返すと、恐らく何か考え事をしていて、今自分がやっていることを忘れるという感じなのではないかと思います。他に原因として考えられるのは、暖色系で若干暗めの照明ですね。あれは、いい感じに意識を遠のかせる効果があるみたいです。

よくディズニーランドとかに行って、夜、順番待ちとかをしていると、微妙に明るさが揺らぐ照明があって、あの下にずっといると眠くなってくるでしょう。あんな感じですよ。まさしく。

というわけで、今日はでり食堂で初の切り干し大根の味噌汁が出てきて、結構お気に入りだったにもかかわらず、ジーンズを切り干し大根まみれにして、とてもブルーなかわせみでした。

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初期ロット

昨日入手したPSPを会社に持って行って見せびらかしてしまいました。結構ニュースになっていただけあって、かなりの注目度で、ゲームには興味ないけどとりあえず欲しいとおっしゃる方までいる始末。ここ最近、こういったインパクトのある製品が世に出ていなかったということの象徴でしょう。

某掲示板では、昨日一日でほぼすべての初期不良が一気に噴出して報告されていたようですね。まあ、製品を出荷して世の中に出してしまえば、社内でQAなんかをやるのとは比べものにならないほどの人数が一気に検査をしてくれるようなものですから、初期出荷20万台は問題の洗い出しにうまく利用されているといっても過言ではないでしょう。

某S社にとっては、初期ロットの不具合噴出はおきまりのような出来事になっていますので、それを覚悟の上で皆さん購入しているのだとは思いますけど、ここまであからさまに問題が出るとは思いもよりませんでした。幸い僕のPSPは特にこれといった不具合はないのでよかったのですが、普通、やっとの思いで手に入れた人の気持ちになれば、怒りがこみ上げてきて当然でしょうね。

なぜなら、ネット上で報告されている不具合はどれも出荷時の検査をすれば簡単に分かるようなものばかりだからです。不幸なことに、数をそろえることばかり考えて、クオリティはないがしろにされてしまったのでしょう。

それにしても初期不良があるかないか、宝くじを買うかのような当たりはずれのある商品なんて聞いたことありませんよ。結局サポートセンターにしわ寄せが一気に来るんですから、もっと前もってやっておくべきことをやっておけば良かったのにね、と思いました。

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デフレの恩恵と弊害

最近、家電製品は過当競争とでも呼べるような状況に陥っていて、その業界に勤めている人間にとってはたまったものではありませんが、一般的には(僕も個人的な一消費者として)、結構喜んでいることが多くあります。

今日はPSPの発売日になっていて、僕の注文していたものも、宅配便で今朝届きました。PSPもデフレのご時世を反映したような商品で、このスペックで2万円台なのはかなり反則のような気がします。外観もとっても輝いていて、綺麗な印象、ゲームをしても、そのクオリティの高さには驚かされます。

でもね、よーく見るとコストダウンのための並々ならぬ努力が見えてきて、僕なんかは、もっと価格を上げてもいいから、そんな姑息な努力をしてないで、素直に質を高めて欲しいなと、ふと思ってしまうのです。

車でもそうです。バブル期以降の車というのは、コストダウンと、その一方での、必要最小限の機能&効率化一辺倒で、なんか質感というものが、ないがしろにされているような気がします。

確かにバブル期の日本は異常でした。物価は世界の中でもずばぬけて高かったし、お金は湯水のように消費して、明らかに無駄なことも多かったと思います。でも、製品のクオリティは今よりずっと高かったと思います。昔の製品に比べると、今の製品はどれも、明らかに安っぽいです。

まあ、開発費をふんだんにかけて高いものを作っても、どうせ今の日本では売れないんでしょうね。「テレビは映ればいい、ビデオは録画再生ができればいい、どうせすぐ壊れるからとにかく安いものを。。。」と口々に言っていたお客さんに、僕は販売研修の時にどれだけ巡り会ったことでしょうか。

僕は日本の消費者の人々にひとこと言いたいです。

「もう少し、インダストリアルデザインにこだわりを持ちませんか」と。

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