いい感じ

今日は家で,弟が買ってきた「雲のむこう、約束の場所」というアニメーション映画を観ました.

監督の新海誠という人を僕は知らなかったのですが,監督,脚本,作画,主題歌の作詞までして,とても若いのに才能にあふれた人だなぁと思いました.ストーリーの内容とかあらすじに関しては,ネットで検索してもらうとして,僕の感想は,映像の透明感,繊細な心理描写,ピュアなメッセージの表現がとても印象に残り,観ていてとてもワクワクしました.

今回の映画は一応,劇場でも公開されていますが,一般にOVAとして公開されるようなアニメーション映画の世界は,結構独特の世界観があるので,初めて観る人はそのコアな雰囲気にちょっと驚くと思います.でも,慣れればとても楽しめます.

この間買ったDVDの「海が聞こえる」といい,最近ちょっと知る人ぞ知る系のアニメにはまっているような気がします.このままいくと,何となくしばらくの間,僕の中でアニメブームが到来しそうです.で,結構深みにはまったりして...

まあよいです.ヲ○クと言われようが何といわれようが...とても楽しいので.

やっぱりジャパニメーションは世界に誇るべき文化ですね.

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タクシー代のその後

今日は渋谷駅に,昨晩のタクシー代を請求に行きました.

もともと,本当にタクシーを振り替え輸送として認めてくれるのか半信半疑だったので,意を決して最初に向かったみどりの窓口でも,なんか聞きかたがしどろもどろになってしまいました.

言葉が変になりながらも,なんとか僕がそのことを尋ねると,窓口のお姉さんは「ああ,あれね」という感じで,裏の部屋に入っていき,代わりに中から出てきたおじさんに,別の場所にある駅事務所に案内されました.

僕を案内してくれたおじさんは,途中で申し訳なさそうに何度か「昨晩はすみませんでした」と謝ってくださり,僕の方がかえって恐縮モードになっていました.

案内された場所は改札横の扉から入って迷路みたいな通路を通った先にある小さな部屋で,中では既に何人かの人がタクシー代請求のための手続きをしていました.

何の書類なんだかよくわからないまま,言われるままに日付と住所と名前と金額を記入し,タクシー代の領収書を添えて提出すると,その場で3060円が戻ってきました.

昨晩のごった返していた人ごみを思うと,こんな丁寧な対応をしてたら,いくら人手があっても足りないよなぁと思いつつ,ちょっと気の毒になってしまいました.

でも昨晩,何も考えずにそのままタクシーで帰っていたらこの3060円は帰ってこなかったことを思うと,何事も聞き分けよくさくっと諦めてしまうのではく,意外とねばってみるものだなと勉強になりました.

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春の夜の大混乱

今日はビール部の活動日。銀座で程よく飲んでまいりました。そしたらなんと、山手線がドア故障でストップしていて、渋谷に着いたら井の頭線終わっていたよ~状態(;_;)

今日の山手線ストップは、あきらかに復旧までの手際が悪かったです。終電に間に合うか間に合わないかぐらいの時間帯に、30分ぐらい余計に時間を食っていました。

今日電車が止まった理由は、品川-大崎間を走っていた電車の扉が開いたということらしいのですが、僕はその一本後ろの電車に乗っていました。で、何が手際が悪かったかというと、安全点検、他の車両への人の誘導、大崎までの移動、そして、僕の乗っていた電車の大崎駅での車掌の手配でした。

ちなみに、三連休前の金曜の夜の終電間際に止まった山手線はかなり社会的影響がでかいです。渋谷駅の窓口は、渋谷から先の電車の定期を片手に、「保証をどうする抗議」を続ける酔っぱらいの人だかりが声を荒げているし、それに対応する駅員は平謝り状態でした。

今回は、あまりにもJR側の手際が悪かったし、終電も終わっている時間だったので、何か補償があるに違いないと思い、何て言って交渉しようか、電車の中で密かに考えていました。しかし、駅に着いてみたらそれどころではなかったので、しばらくひとごみを遠目に眺めていました。

すると駅員がひと言、「この遅延証明とタクシーの領収書を後日持参いただければ、返金いたします」だそうで、それをきっかけに遅延証明をもらおうとする人で、混乱状態になりました。

確かに、タクシー以外に振り替え輸送手段がないし、一触即発状態だったので、仕方なかったのかもしれませんが、おおっぴらにはタクシーへの振り替え輸送を勧めないJRだと聞いていたので、それを駅員が酔っぱらいの前で明言したのはちょっと意外でした。ていうか、本当に返金してくれるのか今でも半信半疑です。

ちなみに、酔っぱらいは「ホントにいいんだな~」と申しておりました。。。

だって、相当な人数の人が山手線の遅延のせいでタクシー帰りを余儀なくされた人がいるわけで、こんなの全員分補償していたら、相当な金額になるはずです。僕も渋谷から明大前ぽっちで3000円もかかりましたが、大丈夫なのでしょうか。。。

ちなみに、タクシーが駅前で簡単につかまるはずもなく、なるべく駅から離れようと思い、道玄坂で、たまたま店まで客を連れてきた車を発見してやっと乗ることができました。

さらに、タクシーに乗ってからも通常なら10分程度で来る道のりが30分以上かかり、山手通り、井の頭通りはタクシーで大渋滞でした。たまたま運転手さんが都内に詳しい年配の方だったので、裏道をびゅんびゅん快走して帰ってこれましたが、不慣れな人だったら、もっとかかっていたでしょうね。

まあ、僕はどんな面倒なことでも、「例外処理」の場面に遭遇し、色々対処の方法を体験するのは好きなので、今晩もなかなか面白い経験ができてよかったです。

実は銀座線で帰っていれば、普通に終電に間にあったという噂もありますが。。。

今日のアルコール度数:★★★/2

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困ったちゃん

魅力的な人間というのは、ちょっとやそっとのことでテンパったり、その気持ちを表に出したり、自己中になったりせずに、他人のことを気遣いできる人のことを指すのだと思っています。

ストレスフルな状態というのは、雰囲気で他人にも伝わってしまいますし、ヒステリックな状態になってしまっているのはもっとたちが悪く、周囲の人に不快感を与えてしまい、最悪です。

もちろん最も魅力的なのは、物事をそつなくこなし、常に余裕を持って行動できる人間でしょうが、どんなに頑張っても、そうそう理想的な状態にはなりません。誰しもたまには、余裕が無くなって、イライラしてしまうことはあるものです。

で、前置きがかなり長くなりましたが、僕は今日、なんだかわかりませんが、ハイになったりローになったり、かなりintensiveな感じの情緒不安定状態になっていました。残念ながら。

まあ、僕の「色々と頼み事をされて、他人の手助けをするのは好きだけど、誰かに手助けをされるのは嫌い」という性格によるところが大きいと思います。

自分のリソースを外部に放出しつつも、自分のやるべきことは自分自身でやり遂げようとするので、時に、あまりにもリソースを放出しすぎて、自分のことが何もできなくなると、非常に情緒不安定になってしまうのです。

でも、本当にどうしようもないときは、自分自身で抱え込むんじゃなくて、もっと、他の人に助けられるようになってもいいのかな、と思いました。

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カタール人について

僕の名刺を見ると、肩書きの欄にはリサーチャーと書かれています。当然のことならがら、日本語で言えば研究者なわけで、日々よしなしごとを研究しているから、リサーチャーなんですね。

しかし、僕の、本当にひねくれていて、主観的な観点から見たリサーチャーという人々は、よーく考えるとあまりたいしたことの無いようなこと、もしくは当然すぎてあまり気にしなかったようなことを取り上げて、その魅力を最大限に引き出して「語る」人々だと思っています。

もちろん本当に偉大な研究者は、尊敬すべき新たな発見をし、誰が聞いても心から素晴らしいと思える名言を多く生み出しているのは事実です。でも、大半の研究者は、「語り過ぎる」傾向があるので、僕はちょっと疑心暗鬼になり、一歩下がって見てしまう感じがあるのです。

「語りすぎる」傾向にある人の話を聞いていると、怪しい宗教に誘われていたり、壺や水晶玉を売りつけられているような気分がしてしょうがないのです。

研究者の語り度合いは、特にロボット研究コミュニティに顕著なような気がします。大学時代にもそのような「カタール人」が周囲には沢山いましたし、自分も対外的には「カタール人」になりきっていました。

その反動なのでしょうか、今の自分はこの世界で起きている現象をなるべく客観的な視点でとらえ、必要以上に主観的な解釈を加えることなく評価したいと考えることが多いです。少なくとも、その主観的な解釈が、万人に受け入れられそうもないのならば、あえて言葉にして表現はしないようにしているのです。

でも、この姿勢は間違いなく研究者として損をするタイプの人間ですね。少なくとも研究者として名声を得るタイプの人間ではないです。

実際のところ、誇張どころか自分で密かにすごいと思っていても、それをあえて表現せず、気づかれないならそのままにして、自己満足で終わってもいいというぐらいまで、考え方を正反対に振っていたりするので、さらにたちが悪いかもしれません。。。

まあ、僕がリサーチャーという職種についているのは、自分のアイディアを自分のペースで実現するという、比較的時間的にゆとりを持った仕事ができる点を気に入っているからなので、世の中から注目されるかどうかということは、メインの評価指標ではないのです。

要するに、僕はリサーチャーという肩書きを持ったエンジニアなのだと思います。

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