時間が足りない

何か最近,ほとんどテレビを見ていません.ていうか,家のリビングで過ごす時間がほとんどないので,テレビも見ないといったところでしょうか.

週末は外出しているし,平日は家に帰ってきたらPCをつけているので,ニュースを見たり,天気をチェックしたり,テレビ代わりの情報源になっている感じです.

最近買ったDVDの映画もまだ見てないし,本も読んでないし,買ったゲームもクリアできてないし,そもそも時間が足りなくて消化不良.

やっぱ,オーケストラに費やされる時間が多すぎるのかな?でも楽しいから仕方ないか...

睡眠時間はけずらずに,自由に使える時間を増やすにはどうしたらいいのでしょう~.

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昔からよく思うのですが,人の手って,その人のことを無意識のうちに正直に表してしまっているひとつのチャンネルだと思います.

普段どんな仕事をしているのか,そして,どれくらいの年齢なのかまでも...

その人の仕事ぶりを最もよく表すのは指先だと思いますし,年齢がわかってしまうのは,手のひらではなくて手の甲の方だと思います.自分の手を見るとよくわかりますが,明らかに大学生ぐらいの頃の肌とでさえもきめの細かさが違うのです.

どんなに顔はメイクしていても,手にまでメイクしている人はいません.それに,年中手袋をしている人もそうそういません.結局,その人の真実がもっとも如実に,あからさまに表れているにも関わらず,結構無防備に世間の視線にさらされているところなのだろうと思います.

このことを一度知ってしまうと,街中を歩いていても,何となく誰ともなく人の手にばかり注目がいってしまい,チラチラと視線を向けてしまう自分がいやらしくて嫌になります.

最もピュアな姿の人間の手というのは,きっと赤ちゃんの手なのだと思います.これから色々な未来への可能性を秘めた,まっさらなキャンバスのような手です.

その人の人生は,少しずつ手に刻み込まれていくものであって,それは必然的なことなのだと思います.あえて隠す必要もないのかもしれません.

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さすらいのオケマン

第九の演奏会,緊張していない割に,いつも弾けてるところが弾けなかったりしてかなり焦りましたが,全体としてはとても盛況のうちに終了することができました.

いつものように,皆さんとまたどこかでお会いしましょうという,挨拶をしつつレセプションをしてきました.

社外のオーケストラに参加するのはこれで2つめですが,音楽というきっかけを通じて,今まで全く知らなかったような人々との交流の機会ができるというのは,とても貴重なことだなと思います.

そして,これは僕の悪いクセですが,色々なオケを演奏会単位で渡り歩く,浅く広いおつきあいというのが気が楽でいいです.ちゃんとした団員になって運営にも本格的に参加しなきゃ,本当の楽しみは味わえないのかもしれませんけれど...でも,本業は自分の会社のオケで,ということで,頑張りたいと思います.

ちなみに,今日はサントリーホールで演奏してきたはずなのですが,演奏者の立場では,かの有名なホールで演奏したという実感がありませんでした.

楽屋口から入り,袖から舞台に出てしまうと,見える風景は,地元の市民会館,トリフォニーホール,どこでも基本的には一緒で,まぶしいライトと広い客席が見えるだけです.

立った舞台で自分の最善の演奏をする,そのことだけを考えていると,どんな舞台に立っているのかという問題は,あまり関係なくなるのかもしれませんね.(もったいない話ですが.)

次は2週間後,軽井沢で本番です.ほとんど間がなくて大変ですが,運命,頑張りたいと思います.

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本番前夜

さ,無事ゲネプロも終わって,いよいよ明日は本番です.

2回目の第九,そしてはじめてのサントリーホール,楽しみです.

今回の練習では直前の追い込みでとても演奏が上達して,毎回練習する度に見違える変化を遂げ,いまはとても良い雰囲気になっています.

今までの経験では,ホールで演奏すると,反響板のおかげで音は全て客席の方へと吸い込まれ,舞台上では周りの音が聞こえなくなって,独奏しているような気分になり,かなり緊張して最初は普段の調子がでなくなります.

なので,ホールの音の響き具合とか,周囲の音の聞こえ方など,直前の1回のリハーサルでどれだけ雰囲気に慣れることができるかが,勝負です.

でも,まあ,あまり気負わずに,ホールの素晴らしさに負けない,人に感動を与える演奏を心がけて,楽しんできたいと思います.

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The Art of Violin

オーケストラの友人に貸してもらったDVDで,20世紀の偉大なヴァイオリニストの映像がまとめられた作品です.

言われてみれば,このDVDにあるような,その音を聞いただけでこの人の演奏!とすぐにわかるような巨匠って呼ばれる人が最近はいないのかなと思います.

ある一定以上の技量を持ったヴァイオリニストは沢山いるのに,強烈な個性を感じられる人がいないのは,何らか時代背景的なものもあるのでしょうか.

いずれにしても,音で聞いたことしかなかった有名ヴァイオリニストの演奏が映像を交えて聞けるということは,非常に貴重な経験で,かなり衝撃的でした.

何か,自分の演奏スタイルまで変わってしまいそうです.

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