はやすぎ

今日は不覚にも起きたらお昼の12時という大失態を演じてしまい,せっかくの休みの多くを寝て過ごしてしまいました.

起きて急いで洗濯をし,食事をし,ルーフガーデンの掃除をしたりしたら,いつのまにやら14時...

そこからまたDVDを見たりしてたら気づけば16時...急いで楽器の練習をしたら18時...ううむ,休みがあっという間に終わってしまった...

今日の夕食は久々に弟と二人で食べることになったので,駅前のスーパーまで車を走らせ買い物をしてきました.ふと気づけば,そこにはスーパーのテーマソングを鼻歌で歌いながら野菜コーナーで白菜を品定めしている自分がおり,妙に生活感あふれる行動に我ながら驚きました.

夜は最近見た映画の影響か,すぐにでもヨーロッパ旅行に行きたい気分に駆られてしまい,本棚から地球の歩き方を引っ張り出して読んでました.

でも冬のヨーロッパは半端じゃなく寒いからなぁ...

やっぱ行くとしたら,来年の初夏ぐらいですかね.こんどはオーストリア,スイス,北イタリア辺りということで,アルプス周回を目指したいと思います.

カテゴリー: 未分類 | コメントする

休日の過ごし方

明日は,念願の何も予定のない休日だったりします.

とりあえず,最近まともに時間をかけられていないViolinの練習に数時間は使おっかなーと思ってます.

確かにオーケストラとかで演奏していると練習だけで4時間とかはゆうに演奏していることになるんですけど,大人数の中で弾くと,音程に気を配ったり,均一な音色で演奏できているかとかいったことに対する配慮がかなりおろそかになっているので,個人練はやはり重要なんです.

自分の不得意とする奏法に集中して練習できるというのも良いですし...

一人で楽器の練習をする時というのは,明らかに孤独なのですが,自分と向かい合う時間を持てるということで,結構気に入っていたりします.

ちなみに,練習の時はいつも自分自身に対して結構ストイックモードになってます.なので,何回やってもうまく弾けなくなったりすると,時にかなり滅入るのですが,演奏自体は楽しいのでやめられないという感じでしょうか.少しでも上達しているのが分かると,苦しさも快感に変わる...とまで言ったらちょっと病的かもしれませんが.

いずれにしても,これから2週連続で週末はオケ練があるので,それに備えるという意味でも練習がんばりま~す.

カテゴリー: 未分類 | コメントする

ステンドグラス

今日もまだハウルからの連想ネタになっちゃうのですが,今日はサウンドトラックの方の話.

宮崎監督の作品は,脚本や作画,色彩がすばらしいのは勿論ですが,やっぱり久石さんの音楽なくして語れないと思います.「街の音楽家」を目指した久石さんの作品はどれも,誰の心にもしっとりと染み入ってくる独特の旋律があって,あの素直さがあるからこそ彼の作品は大衆に受け入れられて,成功しているんだろうと思います.

でも僕はどちらかというと,ナウシカとかに用いられていた初期の作品のほうが好きだったりします.その頃の作品では,まだところどころに街の音楽家ではなく,現代音楽の作曲家として活動していた頃に影響を受けたミニマル・ミュージックの語法を取り入れたフレーズが出現するからです.もちろん久石さんの美しい旋律は今でも魅力ですが,当時僕がナウシカの音楽を聞いて,初めてあの緻密な反復技法によって表現される世界の音楽に触れた時の衝撃は結構大きかったのです.

ミニマル・ミュージックってどちらかというと無機質な感じのするコンピュータミュージックとも言えなくもないですが,当時は素直に,ステンドグラスもしくは万華鏡を思わせるような,きらきらとしたものが,形を変えながら変化していくような様が目に浮かび,とても綺麗だなぁと思ったのです.

というわけで,早速AmazonでCDをいくつか購入してしまいました.ミニマル・ミュージックのパイオニアと評されるスティーヴ・ライヒという人の作品です.

我ながらかなりマニアックですな...

カテゴリー: 未分類 | コメントする

空想と現実の狭間で

ソフィーお婆ちゃん最高です.

時間があったので特典DVDを見てたら,そのままの流れで本編DVDも途中まで見てしまったのですが,彼女の魅力を改めて感じてしまいました.

人の魅力は,年齢や外見とはまったく無関係なものであるという哲学は,紅の豚でもそれこそズバリ主題になっていたテーマですが,このことに関して僕は,現実の世界でも自分の経験を通じて感じたことがあります.

世の中には年齢と関係なく魅力的にあり続ける女性がいるということを僕が感じたのは,実は,昨年の第九を演奏した時だったりします.

結局その女性とは,僕と同じ1st Violinで練習期間の間ほとんどずっと同じプルトで演奏をして,本番では,彼女が指名して僕と同じ3プルの裏で演奏してくれました.本来なら外部から臨時で演奏会に参加する僕のような人間が,一般の団員を後ろに座らせて3プルの表で演奏するなんてことは,まず滅多にないはずなんですけど,彼女がコンマスを説得してくれて一緒に演奏することが実現したのでした.

彼女はとある企業の社長夫人ということで,普段から服装などは周囲の人からはあきらかに違うレベルで,逆に言うと人ごみの中では浮いてしまうぐらいの雰囲気を持った人だったのですが,育ちが良すぎて社会の暗い側面をまったく経験してこなかったせいなのか,もともと生まれ持った性格なのか,何事にもまったく物怖じせず,自分の思ったことを誰にでも尋ねて,誰からでも親切にしてもらえる素敵な素質を持った女性なのです.

ちなみに彼女は,外見的には一般的に言うところの白髪のお婆さんです.僕が単にマダムうけする人間で,たまたま気に入られただけ,と解釈することもできるでしょう.でも,僕は演奏会の開演前,舞台のそでで彼女と舞台に出る瞬間を待っていた時,もし彼女が僕と同じぐらいの年齢の女性だったら,きっと恋をしていただろうと,素直に思えたのでした.

僕が舞台そでで一人で立って待っていると,彼女は僕に近づき,僕の腕をとり,結局二人で腕を組んで開演を待っていたのです.その時,今までのたった数ヶ月間ではありますが,彼女と一緒に練習してきた思い出がよみがえってきて,とても感慨深いものでした.

ある時は,他のメンバーが練習にこなくていきなりほとんど初見でトップを弾かされてしどろもどろモードになったこともあります.そんな時にも隣に座っていたのは彼女だったりしました.彼女は必ずしも抜群に演奏が出来るわけではなかったのですが,僕のことをとても信頼してくださいました.お恥ずかしながら,ある意味僕は,その信頼に応えようと頑張っちゃったりすることができたのです.

そんな色んなことを思い出しながら,舞台そでで待っていると,僕の数倍もの年月を重ねてきた彼女は,今までどんな素敵な恋をしてきたんだろうと思い,彼女が僕と同じぐらいの年齢の時にめぐり合えていれば,どんなに良かっただろうかと思ったのでした.

舞台そでで開演を待つ彼女の横顔には,彼女の若かりし日の面影が見えたような気がしました.

とまあ,ある意味僕がどうかしていると言えなくもないお話ですけど,これはその時に感じた素直な気持ちなので,どう解釈されても仕方ないです.

ハウルにこんな話のアナロジーがあったなんて不思議だなぁと思ったので,ご紹介してみました.ま,空想と現実をないまぜにしてしまう僕の悪い癖と言えなくもないですけれどね...

カテゴリー: 未分類 | コメントする

何かを好きになるということ

ハウル待ちきれなくなって,見ちゃいました.

僕はこういう話好きです.よかった,楽しかった.たくさん夢を見させてもらいました.僕は,映画とかドラマを見て,空想の世界に遊び,夢を見るのが大好きなのです.

現実と空想の区別ができなくなる精神年齢の低さがいい影響をもたらしているのか,僕にとっては夢見る気持ちが日々の生活のエネルギー源になっているような気がします.だから今日も,とても元気になりました.

この映画の中では,「好き」という言葉が僕の中でのキーワードでした.何かがとても魅力的に見えたり,魅力的なものを追い求めたり,好きになってしまったものを失いたくないと思う気持ちが,人を勇気づけたり,優しくしたり,元気にしたりするものなのだと思います.

この映画の中では,一貫して,「何かを好きになる」というテーマがストーリーを形作っているように感じました.

何かを好きになるということは誰しもが感じる,最も基本的な感情です.そのメッセージの分かりやすさが,この映画の良さなんだろうなぁと思いました.

あえて言うなら,ちょっと時間が短かった.何となくダイジェストになっている感じもするので,こんど原著も読んでみようかなぁと思います.

カテゴリー: 未分類 | コメントする